22.

終わったの終わらなかったのと

ずっと問うている

誰かと会える日を待ちながら

問うている

 

問われることでしか見つからないそれは

問うていてさえもまだ朧げである

 

問うているうちは終わらないのであろう

ということは

永遠に終わらないということなのだろう

 

問いを墓場まで持ち続ける

ということは

苦悩なのだろうか

はたまた救いなのであろうか

 

問いに溺れていても地獄であるし

問いが失われても地獄である

 

結局のところ

問いについて問うことは不毛であり

私たちは問い続けることで生き永らえるということか