終わったの終わらなかったのと
ずっと問うている
誰かと会える日を待ちながら
問うている
問われることでしか見つからないそれは
問うていてさえもまだ朧げである
問うているうちは終わらないのであろう
ということは
永遠に終わらないということなのだろう
問いを墓場まで持ち続ける
ということは
苦悩なのだろうか
はたまた救いなのであろうか
問いに溺れていても地獄であるし
問いが失われても地獄である
結局のところ
問いについて問うことは不毛であり
私たちは問い続けることで生き永らえるということか