12.

自分には何もない なんて

何かあると思ってた なんて

馬鹿みたい なんて

馬鹿じゃないと思ってた なんて

 

期待しない なんて言葉振り撒いても

やっぱり期待している 全員 なんで

 

人生が惜しくない人なんていない 本当は

正対も反対も分からない 本当は

 

トンネル抜ける

窓に映る見知らぬ人も

似たり寄ったりな人生 抱えているのかもしれない